腹膜播種巣ならびに腹水における免疫微小環境の検討について
当院の研究責任者(所属)
今野 元博(外科)
本研究の目的
腹膜播種巣ならびに腹水の免疫微小環境を検討するために、既に手術で切除されFFPE組織として病院病理部に保管されているパラフィンブロックを薄切しCD4, 8等に対する抗体を用いた免疫組織学的検討、ならびに癌性腹水の細胞診断学的検討のために採取された腹水の余剰検体を用いてFlow Cytometryを行う。
研究期間
当院倫理委員会承認後2年間
研究概要
- 対象となる患者さま
- 当院にて腹膜播種巣の切除を受けられた患者様、ならびにがん性腹水の細胞診検査を受けられた患者様
- 利用する情報
- ・すべて診療記録から取得する(がんの種類、治療内容等、生存確認日、再発確認日、死亡日)
・検査データ - 利用する試料
- ・既にに手術で切除され病院病理部に保管されている組織
・細胞診用に採取された腹水の余剰検体
他の研究機関への情報提供および提供方法
本研究は本施設単独の研究であり、他の研究機関への情報提供はありません。<br> 二次利用することもありません。
個人情報の取り扱い
個人情報保護法に基づき、本研究で利用する情報からは、患者様を直接特定できる個人情報(住所、氏名等)は削除いたします。また、研究成果を学会等で発表する際にも、患者様を特定できる個人情報は利用いたしません。
本研究の資金源(利益相反)
本研究は講座費により行われます。また本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
参加施設
参加施設:近畿大学病院
責任者:今野元博
お問い合わせ先
電話:072-366-0221
担当者:近畿大学病院 外科 今野 元博
大阪狭山市大野東377-2