乳腺・内分泌乳癌自己検診
- 上半身裸になり、鏡の前で正面から観察します。
左右で大きさが極端に違わないか、えくぼのようなくぼみや引きつれがないか観察します。
ばんざいの姿勢でも同様の観察をします。
- 仰向けに寝て、観察する側の背中に薄い枕を入れて、腕は頭の下において、胸を十分張るような姿勢をとります。
反対側の手で観察します。
手のひらを伸ばし指をそろえます。指先ではなく指の腹で観察します。
乳房全体を少し強い目にさするようにします。硬いしこりがあれば、毛布の上から石ころを触れるように感じます。わきの下あたりは特によく観察してください。
- 反対側も同様に薄い枕を強いてから観察しましょう。
- 乳頭部の治りにくい湿疹や、乳頭部からの赤い汁や黒い汁も注意してください。
- 検診を行ううえでの注意
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- 月に1度月経終了後から4-5日以内に検診を行いましょう。
(乳腺が一番柔らかい時期なので、異常を発見しやすいためです。)
閉経後の方は月に1度、日を決めて行ってください。
- 必ず指の腹の部分で見てください。
つまんでみると、乳腺自体が固まりとなり、しこりと間違えやすいです。
- 異常を発見したとき
- 乳房の異常の多くはがんとは関係のない良性のものです。自己判断せず、必ず専門医に判断してもらいましょう。
小さなしこりを見つけるには普段から自分の乳腺をよく観察することです。乳がん検診を年に1度受けている方も必ず自己検診を行いましょう。自分の指ほど確かなものはありません。